喜劇俳優のグルーチョ・マルクスの
「私は私をメンバーに加えるようなクラブには絶対に入らない」
という台詞は、自尊心が全く無い状態を珍妙に表現したものといえるでしょう。幸いなことに、大抵の人は、それなりに自分自身に満足しています。
自尊心を支える大きな要因は、社会に受け入れられているという感覚です。それは自分自身の価値について、他人から投票してもらうようなものです。ある意味、自分が価値のある人間であることを他人に確認してもらっているのです。
心理学の研究によると、人気がある人というのは「中庸」であり、自分のいる集団の姿勢やアイデアを受け入れられる人である、とされています。すなわち、過激な考え方をしない人だとも言えます。そのような人は、ソーシャルスキルが高く、大人のつきあいを長く続けることが出来るのです。
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1.テスト
さて、あなたはどのくらい人気があるでしょうか?
このテストは、他人とどのくらいうまくやっていけるか? そしてあなたがソーシャルスキルを高めることが出来るかを調べるものです。
以下の質問に「はい」「いいえ」で答えてください。
- この一ヶ月で2回以上、何かの集まりに招待された。
→ a.はい b.いいえ - 悩みを持つ友達がアドバイスを求めに来る。
→ a.はい b.いいえ - 自分についての冗談を言われても、特に気を悪くすることもなく、他の人たちと一緒になって笑う。
→ a.はい b.いいえ - 個人的な秘密を打ち明けられることがある。
→ a.はい b.いいえ - 何か困ったことがあると、友達に助けを求める。
→ a.はい b.いいえ - 過去2年で少なくとも2つ、社会的なグループで積極的に活動している。
→ a.はい b.いいえ - 新しい友だちは自分で探すのではなく、友達を介して知り合う。
→ a.はい b.いいえ - 親しくなりたいと思うのは、興味の対象が自分と同じ人だ。
→ a.はい b.いいえ - 誰かとの約束に、3回に1回は遅れる。
→ a.はい b.いいえ - 他人に依存するのがいやなので、他人からは頼られないようにしている。
→ a.はい b.いいえ
さあ、この問いから垣間見えてくる、あなた自身の性格を次ページで見てみましょう。
尚、この問いは次ページにも掲載されていますので、焦って回答なさらなくても大丈夫です。
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