人の話に耳を傾けることは、社会的な生活に於けるある種の重要スキルと言っても過言ではないでしょう。
例えば、自分が話をしている時、相手が心ここにあらず…といった様子だったら、あなたはどんな気分ですか? 少なからず面白くないでしょう。
ところが、聞き上手な人であったら、その人はただ話を聞いているだけではないのです。その話に自分が興味を持ち、理解している、あるいは理解しようとしていることを相手にわざとらしくなく知らしめることが出来るのです。
上手なコミュニケーションは、社会に於ける人間関係の潤滑剤です。しかし、それは受動側に問題があって、人間関係が円滑に行かない場合が多々あります。
分かり易い例が、反抗期に差し掛かった子供を持つ親子関係です。親たちは反抗期の(反抗期に限らずですけどね)子供と双方向の言葉のやり取りをする時、何に注意すればよいかわからず、子供とうまく話すことが出来ずにいることが少なくありません。
しかし、「親業ー子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方(大和書房)」の著者であるトマス・ゴードン博士は、<アクティブ・リスニング>というテクニックで親は行き詰まりを打開し、子どもに話をさせられるようになる、と述べておられます。そして、これはトレーニングによって学ぶことが可能で、大人同士の会話にも応用が出来るものなのです。
以下に、上記したトマス・ゴードン博士の著書への紹介のリンクを貼り付けておきますね。ご興味のある方はご覧下さい。
広告
1.テスト
さて、これはあなたがどのくらい聞き上手かを確かめる為のテストです。
以下の質問に、自分に当てはまる答に○をつけてください。
- 友達が何人かを考えている時、最初に相談される。
→ a.はい b.いいえ - 他人の悩みを聞かされるのはかまわない。
→ a.はい b.いいえ - 人が集まる場所では、どこかにもっといい相手がいるような気がして、次々と話し相手を変える。
→ a.はい b.いいえ - すぐに本題に入らない人と話していると、イライラしてくる。
→ a.はい b.いいえ - 他の人が始めた話やジョークのオチを、よくネタバレさせてしまう。
→ a.はい b.いいえ - 人に話しかけられている時、次に自分が何を言おうかを考えている。
→ a.はい b.いいえ - ほとんどの人の話は退屈極まりない。
→ a.はい b.いいえ - 相手が誰でも、自分の方が多く話す。
→ a.はい b.いいえ - 自分に話している人は、同じことを1回か2回繰り返す。
→ a.はい b.いいえ - 人の話を聞くより自分で話したい。
→ a.はい b.いいえ
さあ、この問いから垣間見えてくる、あなた自身の性格を次ページで見てみましょう。
尚、この問いは次ページにも掲載されていますので、焦って回答なさらなくても大丈夫です。
広告
コメント