さて、前ページの質問に対して回答頂き、その採点と解説とを見て行きましょう。
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2.テスト&採点
それでは、自分と相方とについて当てはまる答えに○を付けて下さい
- 付き合い始めて半年以内で結婚するつもりだ。
→ a.はい b.いいえ - 2人とも21歳を超えている。
→ a.はい b.いいえ - 共通の友達が男女問わずたくさんいる。
→ a.はい b.いいえ - 片方が子どもを望んでいないので、子どもは持たないつもりだ。
→ a.はい b.いいえ - 2人の受けた教育レベルに大きな差がある(一方が大卒、もう一方が高卒など)。
→ a.はい b.いいえ - 2人とも信心深い。
→ a.はい b.いいえ - どちらの両親の友達も、心からこの結婚を祝ってくれている。
→ a.はい b.いいえ - 2人とも、性交渉に対する心理的問題はない。
→ a.はい b.いいえ - 他から援助なしに暮らしていけるだけの収入がある。
→ a.はい b.いいえ - 付き合っているとき、3回か4回は一時的に別れている。
→ a.はい b.いいえ - お互いの両親ともしたしくしている。
→ a.はい b.いいえ - 両方とも若い時は仲間内で人気があった。
→ a.はい b.いいえ - 両方の家族(兄弟・おじ・おば等を含めて)を併せて、離婚したのは5%未満。
→ a.はい b.いいえ - 2人とも未来の義父母とうまくいっている。
→ a.はい b.いいえ - 2人とも若い頃は、両親・親戚・先生といった権威のある大人の言うことを、だいたいは聞いていた。
→ a.はい b.いいえ
上記の設問に対し、以下の答であれば1点として、その合計点数を求めて下さい。
- b.いいえ
- a.はい
- a.はい
- b.いいえ
- b.いいえ
- a.はい
- a.はい
- a.はい
- a.はい
- b.いいえ
- a.はい
- a.はい
- a.はい
- a.はい
- a.はい
- 12〜15点:あなたは結婚生活の難しさがよく判っています。幸せな結婚生活が送れる可能性の高いと思われます。
- 7〜11点:どうすれば結婚生活が上手くいくか?についてのあなたの理解度は平均的です。
- 0〜6点:結婚がうまくいくかどうかについて、あなたは非現実的なまでの過剰にロマンティックな幻想をいだいている可能性があります。得点がこの範囲であっても、結婚が即失敗するというワケではありませんが、健全な結婚生活を送るためには、2人の努力が必要です。
3.解説
- 交際期間が長いほうが、結婚生活も長く続く事が多い傾向にあります。お互いをよく知る前に結婚したリア充は、結婚後に不和が起こりやすいのです。
- 年齢(成熟度とも)は、結婚生活がうまくいくかを左右する大きな要素であることが、様々な研究で示されています。20歳以下のリア充が結婚した場合の離婚率は50%に達しているのです。
- 共通の友達が多くいると、2人の間だけでなく、いくつもの結びつきができるため、別れずにすむ可能性が高くなる傾向が見られます。
- 子どもを持つことについて2人の意見が一致しているあどうかは、結婚前に必ず確認しておくべきです。たとえ、結婚前は相手の希望に合わせると思っていても、子どもを持つことを諦めきれなかったり、欲しいという気持ちが強くなったりしたときに後悔することになります。
- 教育レベルの差が大きいほど、興味の対象や知性の違いが大きくなり、合わない可能性が高くなります。
- 信仰に熱心な(特に同じ宗教の信者である)リア充の方が、結婚生活がうまくいきやすいでしょう。
- 相手の家族に認められているほど、結婚が成功する可能性が高いです。
- 性交渉に関わる問題は結婚生活のなかで致命的なものではありませんが、お互いの理解や、2人で問題に対処する姿勢がなければ、深刻な不一致を引き起こす原因ともなりかねません。
- 経済的な困窮は、離婚の主な原因の一つです。
- 離れることでしか問題を解決できないリア充は、結局、別れてしまうことが多い傾向にあります。
- 両親と強い絆で結ばれているリア充の方が、安定した結婚生活を送れる可能性が高いといえます。
- 友達に好かれている人は、結婚生活もうまくいくことが見込まれます。
- 夫婦の不和を解決する方法の一つとして、離婚が自然に受け入れられている家族を見てきた人は、やはり離婚しやすいのです。
- 義父母と仲良くできることは、幸せな結婚生活を送るための良い兆候です。反対に、義父母とうまくいかないと、結婚生活に悪影響を及ぼします。
- 年長者の話を素直に聞けるのは、望ましい性格です、愛する人の話に耳を傾ける姿勢に通じます。
つい最近まで、行動科学者は愛情を真剣な研究対象とはしていませんでした。
従来までは、愛は科学ではなく哲学の領分だったのです。
しかし、現在では結婚が破綻する要因についての重要な情報を、いくつもの結婚相談所やカウンセリングセンターのデータの通じてすぐに集めることが可能です。
今回のテストは、スタンフォード大学の心理学者だったルイス・ターマンやオハイオ州ケースウェスタン・リザーブ大学に居たウィリアム・グードらが行った包括的な調査に基づいて作られたものです。これは、1,000組以上の男女を調査した研究によって、これらの要素が結婚を左右する重要な指標であることが判明し、そのデータに基づき作成された質問なのです。
どうでしたか?
ご自分だけでなく、ご家族やご友人とともにテストを楽しみ結果を比べてみると面白いかもしれません。
今回の記事はここまでです。
また次のテストでお会いしましょう。
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