「篠塚先生のクラスになってからというもの、彰男は以前よりずっと落ち着いているんですよ。先生はまるであの子の悩みを感じ取って、どう手助けすれば良いか分かってらっしゃるみたい!」
ある母親が、子どもの担任の教師に対してこんな風に言ったとします。
これは一般的な会話ですが、それでは、
<子どもが言うことを聞く先生>
<子どもが言うことを聞かない先生>
この2つは一体何が違うのでしょうか?
子どもは、教師が自分の行動をどんな風に見ているか?ということを鋭敏に感じ取っています。また、教師の姿勢(何が善で、何が悪か)が、生徒の人格形成に大きな影響を与えることもあります。半世紀以上前に行われた研究によって、教師と保守的な親との考える”深刻な”行動上の問題は、実は専門家が考える問題とは大きく違っていることが判明しています。
あなたの見方は専門家の見方と異なってはいないでしょうか? 子どもの不適応を示すサインがきちんと見えているでしょうか? それとも成長の過程で自然に治ってしまうような、それほど重要ではない行動ばかりに目を向けていないでしょうか?
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1.テスト
教師・親・児童心理の専門家に、不適応の兆候と思われる行動をランク付けしてもらう調査が行われました。以下の10の行動は、その調査に含まれていたものです。
それでは、あなたの順位の欄に最も深刻だと思う行動を「1」としてランク付けし、以下10位まで「2」「3」…「10」のランクを記入して下さい。
- 非社会的・引きこもる
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - 疑い深い
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - 悲しげ・憂鬱
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - 怒りっぽい
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - こわがり・臆病
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - 残酷
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - すぐにやる気を失う
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - 影響されやすい
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - 他人をひどく批判する
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( ) - 傷付きやすい
→ あなたの順位( )専門家の順位( )差( )
さあ、この問いから垣間見えてくる、あなた自身の性格を次ページで見てみましょう。
尚、この問いは次ページにも掲載されていますので、焦って回答なさらなくても大丈夫です。
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