さて、前ページの質問に対して回答頂き、その採点と解説とを見て行きましょう。
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2.テスト&採点
それでは、
以下の質問に、自分の考えに近い答に○を付けてください。
- 返してもらう時に起こりがちな面倒を考えると、人にお金を貸す気にならない。
→ a.はい b.いいえ - 他人を褒める人は、ただ自分の利益のためにお世辞を言っているのであって、本心から言っているわけではない。
→ a.はい b.いいえ - たいていの人は利益のためなら、自分の意見を曲げる。
→ a.はい b.いいえ - 借りた物を傷つけてしまっても、返すときにその事を相手に伝えないだろう。
→ a.はい b.いいえ - 今の時代、ほとんどの人が他人を頼りすぎている。
→ a.はい b.いいえ - 去る者は追わず、来る者は拒まずという姿勢を保てる。
→ a.はい b.いいえ - 儲けが少ないので給料を上げることはできないと会社が言っても、それが本当かどうか疑ってしまう。
→ a.はい b.いいえ - 政治家はほとんど、何らかの形で賄賂を受け取っている。
→ a.はい b.いいえ - 成功するかどうかは、何を知っているかではなく、誰を知っているかで決まる。
→ a.はい b.いいえ - 今は一世代前の人々に比べて、モラルが低下している。
→ a.はい b.いいえ
上記の設問に対し、すべて「いいえ」を1点として、その合計点数を求めて下さい。
- 8〜10点:あなたは人を信頼しやすく、自分が見たとおりに人を受け入れる傾向があるため、恋に落ちやすいと言えます。疑うことを知らず、騙されやすい世間知らずのところがあります。
- 5〜7点:あなたは、信頼と警戒心とのバランスが取れています。新しい関係も受け入れますが、他人が信頼できるか否か、恋するに相応しい相手か否かを判断するときは、客観的でいられます。
- 0〜4点:あなたは、大抵の人より慎重で、疑い深い傾向があります。他人の動機にかんして猜疑心をもって勘ぐりすぎるところがあります。なんとしても自分を守るという気持ちが強すぎて、信頼できる正直な人と実りある関係を築くことがなかなか出来ません。
3.解説
人を信用することには何らかのリスクが伴います。
友情や恋愛が始まりそうなとき、人は裏切られたり拒否されたりする危険よりも、利益の方が大きいか否かを考えます。
心理学における人間主義運動の創始者で、カリフォルニア州ラホーヤの人間研究センターの元所長である故カール・ロジャース博士は、
「バランスの取れた人間になるためには、ある程度の信頼が不可欠」
と述べています。
現実的な信頼と、他人を受け入れようとする姿勢とは、自分を受け入れ、精神的に安定していることの表れなのです。
どうでしたか?
ご自分だけでなく、ご家族やご友人とともにテストを楽しみ結果を比べてみると面白いかもしれません。
今回の記事はここまでです。
また次のテストでお会いしましょう。
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