実験で動物に電気ショックを与えると、その動物は怒りを近くに居る者にぶつけます。
実は、フラストレーションと人間の行動との関係もこれとあまり変わりません。
ある人がフラストレーションの発散のために周囲の人に当たり散らし、特に一番身近な人がその被害を受ける…という事はままある事ですね。
敵意や憎しみから生じる衝動をどの様にコントロールするかは、人間の生涯を通じた課題である、と言えましょう。
人は少しずつ攻撃性を学ぶということが、研究によって明らかになっています。子どもが癇癪(かんしゃく)を起こして、遊び仲間や親を叩いたりするのはよくある事です。しかし、その類(たぐい)の行動が大人になってからも続くと、日常生活に支障をきたすことがあります。
そうした暴力で物事を解決しようとする姿勢は、年齢に関係なく学習によって身についてしまうものなのです。
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1.テスト
さて、次のテストは、自分が攻撃的かどうかを調べるものです。
以下の質問に最もあてはまる答えに○を付けて答えてください。
- 特に理由もないのに、イライラらする事がある。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - 自分を向上させる為の努力を怠る。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - 誰かに怒鳴られたら怒鳴り返す。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - よく酒を飲んで酔っ払う。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - 衝動的に行動する。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - 誰かが自分を怒らせるような言動をしたとき、相手を許さず、いつまでも覚えている。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - 怒っている時、何かを投げつけて壊す。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - ストレス解消のために、体を動かしたり、他の活動をしたりする。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - 不快な事をされたら、すぐに文句を言う。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある - 怒りを爆発させた後、取り乱した事を後悔する。
→ a.殆ど無い b.時々ある c.良くある
さあ、この問いから垣間見えてくる、あなた自身の性格を次ページで見てみましょう。
尚、この問いは次ページにも掲載されていますので、焦って回答なさらなくても大丈夫です。
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